飛龍観・股のぞき

日本三景天橋立といえば有名なのが「股のぞき」。
天橋立ビューランドに入園したらまずは最初に股覗きをしてみてください。
通常その景観は龍が降臨する姿を望めます。
そのままでも十分美しい天橋立をお楽しみいただくことができますが、股のぞきをすることで、天と地が逆さになり、龍が天へ舞い上がる様に見えます。そのため、天橋立ビューランドからの景観は「飛龍観」と呼ばれています。

白砂青松で知られる天橋立ですが、1年数回表情を一変するときがあります。それは冬の寒い朝、凍った松葉に新雪がつもり「まっしろ」に雪化粧されるときです。
日がのぼり暖かくなれば消えてしまう幻の風景‥‥。この貴重な景色に愛称を幻雪の飛龍観と呼びます。

股のぞきとは

股のぞきによる見え方

天橋立ビューランドからの景色は、天に舞い上がる龍のように見えることから『飛龍観』と呼ばれています。

天橋立の伝承

▲天橋立 智恩寺(文殊堂)

九世戸縁起

伝説「九世戸縁起」日本の国土創生の時、この地で暴れていた悪龍を鎮めるため、智恵第一の仏様「文殊菩薩様」を招請され、悪龍を教化されたと伝えられています。

天橋立について

京都府北部、日本海の宮津湾にある『天橋立』は、陸奥の『松島』・安芸の『宮島』とともに、日本三景とされている特別名勝のひとつです。幅は約20~170m・全長約3.6kmの砂嘴(さし)でできた砂浜で、大小約8000本もの松が茂っている珍しい地形で、その形が、天に架かる橋のように見えることから『天橋立』の名が付きました。
その何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の造形を見ようと、たくさんの方が訪れます。
天橋立を楽しむには展望所からの眺めはもちろん、天橋立の中を歩いたり、自転車や船に乗ったり、海水浴場で泳いだりと自然を感じていただける楽しみ方も人気です。(天橋立を歩いて渡ると片道約50分、自転車約20分です)
天橋立は、日本百選に多数選ばれています。(日本の名松百選、日本の名水百選、日本の道百選、日本の白砂青松百選、日本の渚百選、美しい日本の歴史的風土百選、日本の歴史公園百選、日本の地質百選)
≫天橋立観光協会公式サイト ~歴史と文化~
天橋立に関わる歴史や文化についてご紹介しています。

飛龍観回廊

龍をイメージした回廊を歩いて、爽快な空中散歩をお楽しみください。
展望レストランのテラス席側・中央切符売場横側からスロープがあり、そちらから展望デッキへと上がっていただけます。また、回廊部分へは螺旋階段からお上がりください。

股のぞき台

天橋立といえば股のぞき。股のぞきしていただきやすい様に、全台手摺りが付いています。
通常の天橋立と上下逆さまに見る天橋立を両方体験し、是非比べてみてください。